豪雪から送電線を守り抜く。送電鉄塔の雪降ろし
送電鉄塔の雪降ろし
急峻な山岳地帯。発電所で発電した電気を送り届けるための送電鉄塔は、大雪が降ると鉄塔や送電線にも雪が積もり、停電の原因となります。たとえアクセスがどんなに悪くても、積もった雪から鉄塔を守るため、都度雪降ろしをする必要があります。
雪降ろし作業の出発は早朝。辺りも暗い中、十数人の作業員が片道約3時間の山を歩き、目的の鉄塔にたどり着きます。歩く雪道は前日に一日がかりで踏み固めたもの。鉄塔には2mを超える雪が積もっていることもあります。電気の使用が少ない休日などに送電を止めて、このような雪降ろし作業を実施しています。
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