米国物理学会(APS)

The American Physical Society

電力線の電磁界と健康に関する声明(1995年4月)

米国物理学会は、1989年から電磁界問題に取り組み、1,000件以上の文献調査や専門家への面談調査を実施し、その結果を公表。

米国物理学会(APS)とは

物理学の知識の進歩と普及に貢献する非営利の科学・教育的団体で1899年に設立。

同学会は、学界、産業界および政府の物理学者4万3千名以上の会員を有する、米国における物理学の重要な会員制組織。

結論

  • 01.1,000件以上の科学的文献や他の審査機関によって調査された報告書では、がんと電力線の電磁界の間に一貫した有意な関連性は示されていない。
  • 02.電力線の電磁界とがん(の発生や促進など)を関連性づけるメカニズムは、科学的に立証されていない。
  • 03.何の説得力も科学的根拠もない、単なる不安を取り除くために資金が使われるのは我々にとっては残念なこと。

電磁界に対する専門機関の評価など 一覧