第4回国際非電離放射線ワークショップ
概要
開催日時 | 2000年5月22日~5月25日 |
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場所 | 京都 |
主催 | 国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)、 世界保健機関(WHO)、日本保健物理学会 他 |
参加者 | M.H.Repacholi (WHO-EMF責任者) T.S.Tenforde(全米科学アカデミーRAPID評価委員) A.Ahlbom (カロリンスカ研究所) 他 |
内容 | 低周波(ELF)、高周波(RF)、紫外線、 レーザ、可視光線に関しての講演 |
主なコメント
RAPIDワーキンググループ報告について
- “possible”とは数%程度、“probable”とは50%以上の確率とイメージできる。
(WHO国際電磁界プロジェクト責任者M.H.Repacholi ) - 全米科学アカデミーの意見としては、発がんの可能性があるという報告に疑問を持っている。
(全米科学アカデミー・研究評議会委員T.S.Tenforde) - RAPIDワーキンググループは再評価までが仕事であって、結論を出したこと自体おかしい。
(同上)
疫学研究について
- カナダ・McBrideの研究はかなり大きな研究であり、結果は影響なしであった。
(ICNIRP委員(カロリンスカ研究所)A.Ahlbom ) - カナダ・Greenの研究は小さな研究であり、一貫性がないなど批判が大きい。
(同上) - UKCCS(英国・Dollら)の研究は、手法や症例数から見て重要な研究である。
(同上)
電磁界に対する専門機関の評価など 一覧
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