復旧のしくみ・復旧の流れ

停電の早期発見と迅速な復旧

関西電力送配電では、停電した場合にも一刻も早く電気をお届けするために、「配電自動化システム」を導入しています。「配電自動化システム」とは、停電の原因区間を自動的に検出し、原因区間以外へ短時間で自動的に電気を送る仕組みです。

このシステムによって停電の原因区間を特定した後、作業員が出向いて事故原因を調査の上復旧作業を行い、正常な状態に戻します。

配電自動化システムによる自動復旧

木の枝が一時的に配電線に接触した場合の例

※イラストは、配電系統をモデル化したものであり、実際の配電系統とは異なります。

【1】電柱③と④の区間で、風の影響で木の枝が、一時的に配電線に接触する。

【2】変電所内にあるスイッチが自動的に切れ、全区間が停電する。

【3】停電発生から1分後に、自動的に変電所内のスイッチが入り、再び送電が開始される。この際、停電原因(木の枝の接触)が取り除かれていた場合、全区間が自動で復旧する。

配電自動化システムによる、一部自動復旧と停電原因の早期発見

木が倒れ配電線が切断された場合の例

【1】電柱③と④の区間で、樹木の倒壊により配電線が切断された場合、変電所のスイッチが自動的に切れ、電柱①から⑥までの全区間が停電する。

【2】停電発生から1分後、変電所内のスイッチが自動的に入り、送電が開始され、電柱①から順にスイッチが入る。

【3】しかし電柱③から先へは停電原因が取り除かれておらず、電柱④へ送電できないため再び変電所のスイッチが切れ、全区間停電する。

【4】この際、停電原因のあった区間が特定され、自動的に電柱③と④のスイッチをロックし、停電原因区間を切り離す。

【5】同時に、電柱④⑤⑥の区間は、連系している変電所Bから自動的に送電される。また、電柱①②③の区間についても再び変電所Aから送電され、健全な区間の停電は復旧する。

停電復旧の取り組みに関する詳しい内容は、動画で解説しております。

スピーディーな復旧を目指した、配電の停電対策

復旧作業の流れ

停電原因現場には、作業員が出向いて、事故原因を調査し、停電範囲を小さくしながら、電気の復旧を進めていきます。

【1】被害状況調査・確認

設備の状況を確認し、被害状況や停電原因を把握する。

【2】保安措置

危険な箇所がある場合は区画や仮処置を行い、公衆保安を確保する。

【3】停電範囲が最小限となるよう、以下の手順で復旧工事を行う。

【3-1】電柱の復旧

折損した電柱をクレーンなどで垂直に立て直し、電柱に柱を添わせて金具で固定することで応急措置を行う。

【3-2】高圧配電線の復旧

高圧配電線を復旧することにより、より広範囲(設備被害の無いエリア)の停電を復旧する。

【3-3】変圧器の復旧

変圧器を復旧し、引込線に被害のないお客さまの停電を復旧する。

【3-4】引込線の復旧

最後に、各建物と配電設備をつないでいる引込線を復旧することにより、引込線に被害のあるお客さまの停電を復旧する。

停電を起こさないために

関西電力送配電では、日々の巡視パトロールにより、配電線の異常や損傷の早期発見に努めるとともに、メンテナンス結果に基づく計画的な配電設備の更新により、設備トラブルが原因となる停電の未然防止に務めています。

関西電力送配電はこれからも、お客さまの暮らしに明かりを灯すという大切なライフラインを預かる企業として、使命感をもって支え続けてまいります。

切れた電線が垂れ下がったり、電柱が傾いていたりしても、絶対に近づかないようにしてください。
また、こうしたことを発見された場合には、下記までご連絡下さい。

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