2023年4月1日以降の最終保障供給料金の変更について<br>（2023/2/24掲載） | 最終保障供給（LR供給）の契約に関するお手続き | 各種お手続き

当社はこの度、電気事業法第２０条第１項^（※1）に基づき、経済産業大臣へ電気最終保障供給約款の変更に係る届出を行いました。
（最終保障供給の概要についてはこちら）

最終保障供給料金は、お客さまの過度な負担とならないものとしつつ、電力小売市場における適正な価格形成や自由競争を阻害することが無いよう、みなし小売電気事業者（関西電力株式会社）が設定している標準的な料金メニューをもとに２割増し相当の料金を適用しています。

今回の変更では、みなし小売電気事業者（関西電力株式会社）が、高圧・特別高圧の標準的な料金メニューを見直したことから、当社の最終保障供給料金においても料金単価の見直しを実施するものです。

今回の最終保障供給料金単価の見直し内容をご確認いただくとともに、小売電気事業者^※1の自由料金と比較のうえ、小売電気事業者へ契約先の変更をご検討いただきますようお願いします。

１．最終保障供給料金見直しの概要

料金計算イメージ図

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料金計算イメージ図

※別途、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。

料金単価表（見直し前後の比較）

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最終保障電力Ａ
電圧	区分		単位	料金単価（税込み）
電圧	区分		単位	旧料金（2023年3月31日まで）	新料金（2023年4月1日以降）	見直し内容
6kV	基本料金		1kW	2,118円60銭	2,294円16銭	+175円56銭
	電力量料金	夏季	1kWh	16円29銭	16円57銭	+0円28銭
	電力量料金	その他季	1kWh	15円01銭	15円28銭	+0円27銭
20～30kV	基本料金		1kW	2,065円80銭	2,105円40銭	+39円60銭
	電力量料金	夏季	1kWh	14円80銭	14円82銭	+0円02銭
	電力量料金	その他季	1kWh	13円65銭	13円67銭	+0円02銭
70kV	基本料金		1kW	2,013円00銭	2,052円60銭	+39円60銭
	電力量料金	夏季	1kWh	14円49銭	14円51銭	+0円02銭
	電力量料金	その他季	1kWh	13円37銭	13円39銭	+0円02銭

最終保障電力Ｂ
電圧	区分		単位	料金単価（税込み）
電圧	区分		単位	旧料金（2023年3月31日まで）	新料金（2023年4月1日以降）	見直し内容
6kV	基本料金		1kW	2,277円00銭	2,452円56銭	+175円56銭
	電力量料金	夏季	1kWh	14円59銭	14円87銭	+0円28銭
	電力量料金	その他季	1kWh	13円49銭	13円76銭	+0円27銭
20～30kV	基本料金		1kW	2,224円20銭	2,263円80銭	+39円60銭
	電力量料金	夏季	1kWh	13円72銭	13円74銭	0円02銭
	電力量料金	その他季	1kWh	12円69銭	12円71銭	0円02銭
70kV	基本料金		1kW	2,171円40銭	2,211円00銭	+39円60銭
	電力量料金	夏季	1kWh	13円35銭	13円37銭	0円02銭
	電力量料金	その他季	1kWh	12円32銭	12円34銭	0円02銭

最終保障予備電力Ａ・最終保障予備電力Ｂ
電圧	区分		単位	料金単価（税込み）
電圧	区分		単位	料金（見直し前）	新料金（見直し後）	見直し内容
6kV	基本料金	予備線	1kW	91円30銭	116円16銭	+24円86銭
6kV	基本料金	予備電源	1kW	178円20銭	223円08銭	+44円88銭
20～70kV	基本料金	予備線	1kW	88円00銭	92円40銭	+4円40銭
	基本料金	予備電源	1kW	136円40銭	139円92銭	+3円52銭

1キロワット時あたりの平均市場価格が3.51円を下回る場合の市場価格調整単価

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最終保障電力Ａ
電圧	区分		単位	料金単価（税込み）
電圧	区分		単位	料金（見直し前）	新料金（見直し後）	見直し内容
6kV	電力量料金	夏季	1kWh	2円35銭	2円40銭	+0円05銭
6kV	電力量料金	その他季	1kWh	2円14銭	2円18銭	+0円04銭
20～30kV	電力量料金	夏季	1kWh	2円10銭	2円12銭	+0円02銭
20～30kV	電力量料金	その他季	1kWh	1円92銭	1円94銭	+0円02銭
70kV	電力量料金	夏季	1kWh	2円04銭	2円06銭	+0円02銭
70kV	電力量料金	その他季	1kWh	1円86銭	1円88銭	+0円02銭

最終保障電力Ｂ
電圧	区分		単位	料金単価（税込み）
電圧	区分		単位	料金（見直し前）	新料金（見直し後）	見直し内容
6kV	電力量料金	夏季	1kWh	2円04銭	2円09銭	+0円05銭
6kV	電力量料金	その他季	1kWh	1円89銭	1円93銭	+0円04銭
20～30kV	電力量料金	夏季	1kWh	1円91銭	1円93銭	+0円02銭
20～30kV	電力量料金	その他季	1kWh	1円75銭	1円77銭	+0円02銭
70kV	電力量料金	夏季	1kWh	1円86銭	1円88銭	+0円02銭
70kV	電力量料金	その他季	1kWh	1円69銭	1円71銭	+0円02銭

・下記イメージ図（見直し後）に記載している、「損失率見直し分」および「託送電力量料金単価見直し分」については、2023年4月1日から適用される新たな託送料金等の見直しを反映したものとなります。
なお、新たな託送料金等の見直しにより市場価格調整単価の算定諸元が変更となっております。

（参考）市場価格調整単価の算定方法

市場価格調整単価＝（卸電力市場価格）÷（１－託送供給等約款に定める損失率）＋（託送供給等約款における電力量料金単価）　－（電気最終保障供給約款における電力量料金単価）

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卸電力市場価格：平常時イメージ

①加算される場合

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卸電力市場価格：高騰時イメージ

②減算される場合

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卸電力市場価格：下落時イメージ

※１：卸電力市場価格に託送電力量料金単価を加算した金額が、最終保障供給電力量単価（燃料費調整単価を加算・減算した値）以下となり、かつ平均卸電力市場価格が3.51円/kWh^（※２）以上の場合は、市場価格調整単価が0円/kWhとなります。
※２：スポット市場における関西エリアプライスの単純値が2019年度から2021年度で最も安い期間である2020年4月21日～2020年5月20日の単純値。
※３：卸電力市場価格が下落時において、減算される市場価格調整単価は一定となります。
＊スポット市場における関西電力送配電供給区域の取引価格（関西エリアプライス）の単純平均値が2019年度から2021年度で最も安い期間である2020年4月21日～2020年5月20日の3.51円/kWhを下回る場合。