鉄塔カードについて

鉄塔カードについて

 鉄塔カードは、鉄塔や架空送電線をきっかけに、送配電事業への興味や関心を持っていただくことを目的に制作しているものです。 2020年4月の送配電事業の分社化に合わせて第1弾を、2020年12月には第2弾を制作しました。

 当社管内に存在する約32,000基の鉄塔の中から、「高さNo.1鉄塔」「回線数No.1鉄塔」など、それぞれに特徴のある鉄塔をカードにし、表面は鉄塔の写真、裏面には詳細情報を記載しています。

 限定生産の特別仕様カードはシリアルナンバー入りで、専用のカードケースに納めたセットにしており、第1弾は4枚、第2弾は6枚のセットとなっています。

第1弾

第2弾

鉄塔について

第1弾

播磨西線No.1

播磨西線No.1

広域融通の強化を図るため建設された50万ボルトの送電線で、愛称は”はりにし”。関西の西端にある超高圧変電所に隣接しており、周辺の大型鉄塔を従えるように堂々とそびえ立つ姿はまさに圧巻。当社一の高さを誇る大型鉄塔で、その高さは「通天閣」のおよそ1.5倍の約150mにおよぶスケールであり、見る者を圧倒する。

阿南紀北直流線No.11

阿南紀北直流線No.11

徳島県阿南市にある火力発電所でつくられた電気の一部を送るために建設された国内初の±50万ボルト設計の直流送電線。支持物と電線を絶縁する”がいし”は、国内最大規模の直径460mm。その連長はおよそ14mと当社最大規模を誇る直流懸垂がいしである。

新北陸幹線No.443

新北陸幹線No.443

黒部川第四発電所をはじめ多くの水力発電所がある黒部川水系でつくられた電気の関西地域へ送るため、27万5千ボルト設計で建設された全国初の超高圧送電線。富山県から大阪府までの長距離を結ぶ場合、交流送電では電力損失が大きくなることから、損失を軽減させるため電線の位置を入れ替える”捻架(ねんか)”鉄塔を採用している。

信貴敷津線No.13

信貴敷津線No.13

大阪府東部から大阪市南部を結ぶ15万4千ボルトの送電線。山上の変電所から市街地へと電気を送っている。商業施設敷地内に建つ鉄塔は当社で初めてライトアップされたものであり、鉄塔を1本の大きな樹に見立て、四季折々、時間帯によって変化させている姿が美しい。商業施設のランドマークとして親しまれている。

第2弾

酉島山線No.29

酉島山線No.29

兵庫県尼崎市南部にある臨海工業地帯を通過している7万7千ボルトの送電線。変電所近隣に建設されていることから、同じ方向に走る複数の送電線をひとつの鉄塔に集約(併架)させており、併架鉄塔と呼ばれる。12回線を併架し、合計36本の送電線を支持する迫力あるこの鉄塔は、当社で最多の回線数を誇る。

下小鳥線No.47

下小鳥線No.47

高度経済成長に伴い電力需要が増加する関西地域へ、下小鳥発電所でつくられた電気を送るべく建設された27万5千ボルトの送電線。既存の新北陸幹線に接続する最短ルートを実現するため、2年にも及ぶ山岳地域の気象評価を経て建設された。鉄塔立地点の最大標高は1,508mと当社一の高さを誇り、空の中に佇むかのような姿が美しい。

賤母線No.8

賤母線No.8

明治から昭和初期にかけて活躍した「電力王」福澤桃介による木曽川水系の開発に伴い、旧長野県山口村でつくられた電気を愛知県名古屋市へ送るために建設された7万7千ボルトの送電線。当社最古の線路で、建設当時は木柱の送電線路であったが、1941(昭和16)年に鉄塔への建替えを実施し、現在も活躍している。

奥吉野線No.3

奥吉野線No.3

奥吉野発電所(揚水式発電)でつくられた電気を送るべく、大峰山脈など峻険な山々を通過する50万ボルトの送電線。当社一の線幅(鉄塔の腕金の横幅)34.2mを誇る大型鉄塔で、地盤高低差(No.2とNo.3の高低差)は当社最大の400m。山間部に佇む壮大な姿は四季折々の風景に映え、特に紅葉時期は絶景である。

北大和線No.178

北大和線No.178

学術と文化の融合をめざしたけいはんな学研都市のイメージにふさわしい、50万ボルトの「環境調和鉄塔」を国内で初めて採用。シンプル(Simple)な腕金、シングルワーレン(Single warren)結構、スリム(Slim)な構造を有しており、従来のMC鉄塔(コンクリート充填鋼管鉄塔)にSを加え、”SMC鉄塔”と呼ばれている。

新寝屋川古川橋線No.2

新寝屋川古川橋線No.2

大阪府寝屋川市とその近隣地域への電力供給を目的に建設された7万7千ボルトの送電線。鉄塔は付近にある公園との調和に配慮した設計で、「環境調和鉄塔」と呼ばれる。8回線をひとつの鉄塔に集約させたスマートな形状は、国内にある環境調和鉄塔の中でも珍しい。電線サイズは送電容量トップクラスの1,160mm2を採用している。