プレスリリース

兵庫県姫路市における路線バスを使った安全運転支援実証の
実施について

2021年3月15日
関西電力送配電株式会社
京セラ株式会社
神姫バス株式会社
株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所
株式会社フジクラ
マゼランシステムズジャパン株式会社

 関西電力送配電株式会社、京セラ株式会社、神姫バス株式会社、株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所、株式会社フジクラ、マゼランシステムズジャパン株式会社の6社は、2021年3月15日から18日の4日間、姫路市において、安全運転支援実証(以下、本実証)を実施します。

 本実証は、信号機のない見通しの悪い交差点において、電柱を活用した「路車間通信※1」および自転車との「車車間通信※2」による路線バスへの安全運転支援の有効性を確認するもので、営業運転中の路線バスを使ったこれらの安全運転支援の実証は、全国で初めての取組みとなります。

 具体的には、路車間通信では、交差点周辺の電柱に設置した情報通信機器が、死角からの歩行者接近等の情報を検知し、事故の危険性がある場合に、路線バスの運転者に注意喚起することで、安全運転を支援します。
 また、車車間通信では、自転車に設置した情報通信機器が、自転車接近情報を路線バスに直接通知し、事故の危険性がある場合に、運転者に注意喚起することで、安全運転を支援します。
 いずれも、路線バスの挙動情報や運転者へのアンケート等で、有効性を確認する予定です。

 本実証に参加する6社は、今回の結果を踏まえ、今後も安全運転の支援、さらには将来の自動運転社会の実現を目指した技術検証に取り組み、社会の幅広い課題解決に貢献してまいります。

以 上

  • ※1:各種走行支援のために道路に設置された通信設備と車両との間で行われる双方向通信のことです。
  • ※2:各種走行支援のために車両同士で行われる双方向通信のことです。