「電磁波」と「電磁界」の違い

「電磁波」は、電界と磁界が相互に作用して組み合わさり、空間を伝達する波のことです。

電波や太陽光線もこのような電磁波の一種で、周波数が高いものほどエネルギーは強くなります。

これらの電磁波のうち、電力設備から生じるものは、周波数が50ヘルツまたは60ヘルツと非常に低く、電磁波としての性質は無視できるほど小さくなるため、特に、「超低周波電磁界」や「商用周波電磁界」と呼ばれています。

ここでは、「超低周波電磁界」や「商用周波電磁界」を「電磁界」と呼ぶことにします。

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電磁波の種類と利用例

電磁界の性質

「電磁界」の大きさは距離が離れると急激に小さくなります。

電界 は電圧が大きくなると大きくなります。
距離が離れると小さくなります。
電流の大きさには関係しません。
磁界 は電流が大きくなると大きくなります。
距離が離れると小さくなります。
電圧の大きさには関係しません。

周波数とは

X線・ガンマ線・マイクロ波との違い