専用線オンライン化工事

調整力運用における指令・制御方法として、専用線オンライン(簡易指令システムを用いたものを除きます。)を選択される場合、契約期間開始日までに必要な対応工事・試験が完了していることが必要です。現時点で営業運転を開始していない電源等、および当社と専用線オンライン信号(簡易指令システムを用いたものを除きます。)の送受信を開始していない電源等の場合、連携内容(※1)の協議結果をもって、当社工事見積等を実施のうえ、必要な対応工事を実施する必要があります。
対応工事については、中央給電指令所との間で情報や信号の送受信を行う通信設備に関して、信頼度確保の観点より、原則として複ルート化していただきます。
なお、通信設備の財産・保安責任分界点の標準的な例(発電設備を活用した場合の例)を以下に示しますので参照してください。

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通信設備の財産・保安責任分界点の標準的な例(発電設備を活用した場合の例)

工事における標準工期については、負担金収納および連携仕様決定後、約9カ月(※2)です。詳細な工期および費用は連携内容協議および見積のうえ、算定いたします。なお、必ずしも専用線オンライン(簡易指令システムを用いたものを除きます)の実施が調整力公募における落札及び、需給調整市場、余力活用に関する契約の締結を 保証するものではありません。
専用線オンライン化工事(簡易指令システムを用いたものを除きます。)に関するお問い合わせについては、下記問い合わせ専用フォームより入力(※3)願います。

※1 連携内容とは需給調整市場への参入予定商品等に応じて、事業者さまで準備いただく設備(需給テレコン等)および当社中給システムと送受信を行う要素を指します。

※2 期間については、標準的な期間を記載しております。申込みが集中した場合や、事業者さまの設備形態等によっては、工期が延伸する可能性がございますので、早めに相談・申込みをお願いします。需給調整市場に参加希望の方は、需給調整市場に係る「取引ガイド別紙 業務フロー」もご参照ください。

※3 工事についてお申込みされたい場合については、問い合わせ専用フォームのお問い合わせ内容欄にその旨を記載ください。

お申し込み(お問い合わせ)から工事開始までの流れ

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お申し込み(お問い合わせ)から工事開始までの流れ

※4 連携内容の協議ではお申込みいただいた内容から当社中給システムの改造作業内容を判断を行います。
需給調整市場への参入予定商品等に応じて、事業者さまで準備いただく設備(需給テレコン等)および当社中給システムと送受信を行う要素について協議させていただきます。
需給テレコンの仕様については、申込書提出後、秘密保持契約を締結した際に提示させていただきます。

※5 連携仕様が決定以降、システム改造作業を開始するため標準的な期間として約9ヶ月の期間が必要となります。
なお、申込みが集中した場合や、事業者さまの設備形態等によっては工期が延伸する可能性がございますので、早めに相談・申込みをお願いします。

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