道路での掘削工事
地中埋設電線路の損傷事故防止について
電気が使えなくなると重大な社会的影響が発生します。
道路を掘削するときや電柱の近くで作業される前に、地下埋設物調査ネット受付をご利用いただくかこちらまでご連絡下さい。
地中に埋設している電気の情報や電気事故防止方法の相談をさせていただきます。
なお、万が一地中に埋設している電線路を損傷させた場合、多額の損害賠償をご負担頂くことがありますのでご注意下さい。
道路で掘削する場合は、次のことをお願いします。
弊社地中埋設電線路に接近して道路を掘削する場合は、次の手順でお願いします。
地下埋設物調査ネット受付システム又は、最寄りの関西電力送配電で地中埋設電線路の有無を確認してください。
当社地中埋設電線路の付近で工事を行う場合は、工事施工通知(または協議書)をご提出ください。
施工に関する保安協議をさせていただきます。
着工に先立ち、まず当社と工事概要(工法,工期,工程等)の打ち合わせをしてください。
当社と現場立会し、地中埋設電線路の位置確認,防護方法の打ち合わせをしてください。
地中埋設電線路の付近で薬液注入等を行う場合には、特に当社と詳細な打ち合わせをしてください。
図面上での調査のみの施工は事故のもとです。試験堀りにより、地中埋設電線路の正確な位置を確認してください。
また、位置確認後は、記録するとともに、路面への表示も合わせてお願いします。
試験掘りは手堀りでお願いします。
地中埋設電線路上部には、埋設位置の表示を目的として埋設表示テープが敷設されています。
1970年以前に建設された設備には敷設されていないものもありますのでご注意下さい。
杭打ち、矢板打ち、機械掘りは、着工前にご連絡ください。
杭、矢板を打つときには、地中埋設電線路との距離を常に確認してください。
地中埋設電線路の付近は手掘りしてください。
管路の防護方法等は当社との協議に基づき施工して下さい。
重機や資機材を地中埋設電線路に接触させたり、人が上にのるなどの行為はしないで下さい。
土砂のつき固めは十分行い、地中埋設電線路が沈下しないようにしてください。
土留矢板抜きは、埋戻し後地盤の落ち着きを待って、当社との協議に基づき施工してください。
埋設表示テープを敷設してから埋戻してください。当社との協議に基づき施工してください。
敷設位置、方法などは当社にご相談下さい。
掘削工事や埋設物調査の受付はインターネットからできます。
電力ケーブル管路の種類
掘削中など不明なコンクリートが露出した場合、中に電線が入っていることがあります。関西電力送配電が確認しますので、ご連絡下さい。
地中電線路は次のような収容設備(管路といいます)の中に収められています。
フリックしてご覧ください。
種 類 | 形 状 | 説 明 |
---|---|---|
コンクリート巻き管路(AP) | 現場でコンクリート打設したもの。 | |
ポリコンFRP管管路(FRP) | 複合プラスチック強化管 | |
プレハブ管路(PD) | 工場で生産するコンクリート製管路 | |
鉄 管(GP) | 配電用ケーブルに使用している管路 | |
ヒューム管(HP) | 遠心力鉄筋コンクリート管 | |
コンクリートトラフ | コンクリート製のトラフにケーブルを入れ、砂埋めしたもの | |
丸とう管(TP) | 工場で生産する丸とう管を現場組立した管路(表示していませんので特にご注意下さい) | |
角とう管 | 角とう管を現場コンクリート打設したもの(表示していませんので特にご注意下さい) |
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