配電線(電柱)の近くでのクレーン作業や足場の組み立て

配電線近くで作業されるときは電線に絶縁カバー等が必要です。

配電線の近くでクレーンなどを使用して工事施工されるときには、作業の3週間前までに下記の防護管施工会社にご連絡のうえ、絶縁カバ―の取付をお申込みください。(また、絶縁カバーを施した後でも、電線との接触は絶対にさせないよう、注意して工事をお進めください。)

絶縁カバー類の設置については、2020年4月1日以降のお申込み分から、防護管施工会社に直接お申込みいただくとともに、取り付け作業に要した費用は各事業者さまにてご負担いただくことになっております。ご理解とご協力のほどよろしくお願い申しあげます。

防護管が取り付けされていない工事現場

防護管が取り付けされていない工事現場

防護管が取り付けされている工事現場

防護管が取り付けされている工事現場

「電線から十分な隔離距離をとる」これがみなさまの安全につながります。

安全のための配電(電柱)とクレーンとの離隔距離

電線の近くでクレーン等を使用するときは、安全のため送電線からある程度の距離をとらなければなりません。

この距離のことを離隔距離といい、下の表のように、電圧(ボルト)によって最低限必要な離隔距離(メートル)が決められています。
安全離隔距離 ※1の確保をお願いします。

クレーン等の重機類に限らず、測量や足場組み等の長尺物を取り扱う作業においても、上記同様に離隔距離を確保しなければなりません。

配電線との安全な離隔距離

送電電圧 がいし個数 安全距離 ※1 労働基準局長通達
最小離隔距離 ※2
100~200ボルト 送電線に比べ
小さながいし1個
2m 1.0m以上 ※3
6千6百ボルト 1.2m ※3
  • ※1 労働基準局長通達値に目測誤差およびクレーン操作特性を考慮した電力会社推奨の離隔距離
  • ※2 1975年12月17日 基発第759号
  • ※3 絶縁防護された場合には、この限りではありません。
防護管施工会社一覧(2020年4月1日よりお申込み受付開始)

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※防護管施工会社については、参入都度更新いたします。