社長あいさつ

今あらためて、安全・安定供給への誓い。
そして、新たなフィールドへ。

 関西電力送配電は、送配電事業の一層の中立性を確保するための電気事業法の改正に伴い、2020年4月、関西電力から一般送配電事業を承継し、事業を開始しました。

 従来から、当社は関西電力の一部門として、人口の減少、節電の定着、省エネの進展などによって電力需要が減少傾向にある中、増加する高経年設備の更新を着実に実施するなど、安定供給の確保に取り組んでまいりました。これらに加え、ゼロカーボン化に伴う再生可能エネルギー電源のさらなる連系拡大、激甚化する自然災害に対するレジリエンス強化、系統利用に対するニーズの多様化など、送配電事業に対するお客さまや社会のみなさまからの期待は高まっており、当社の果たすべき役割はますます重要となっています。一方で、新型コロナウイルス感染拡大により、経済活動と社会生活に甚大な影響が発生しており、まだまだ予断を許さない状況です。

 しかし、こうした状況においても、人々の生活や産業の基盤を支える電力を、安全に、安定的に、低廉な価格でお届けし続けるという当社の使命は変わりません。

 さらに、スマートメーターから得られるビッグデータの活用やAI、IoTといったデジタル技術の積極的な導入によるDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現などにより、送配電事業の高度化に取り組むとともに、一層のコスト効率化や生産性向上に繋げてまいります。また、送配電事業で培った強みを活かせる新規事業や国際事業にも果敢に挑戦し、(株)かんでんエンジニアリングや関電サービス(株)と共に、グループ会社以外への事業拡大についてもさらに推し進めてまいります。

 私たちは、関西電力グループの一員として、お客さまや社会のみなさまにとっての「『あたりまえ』を守り、創る」という存在意義のもと、安全を守り抜くことを前提に、「公正」「誠実」「共感」「挑戦」という価値観を大切にして事業活動を行い、持続可能な社会を実現することを経営理念に掲げ、お客さまや社会のみなさまから信頼され、頼りにされる存在となれるよう、お役に立ち続けてまいります。引き続きご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

関西電力送配電株式会社 代表取締役社長 土井義宏