おくりんの電気教室

暮らしとエネルギー

みなさんの生活とエネルギーはとても関係が深く、ふだんの生活の中にはエネルギーがあふれています。そんな、日々の生活を支えているエネルギーについて見ていきましょう。

エネルギーとは
エネルギーとは

エネルギーとは、「仕事をする力」のこと。
ものを動かしたり、熱や光、音を出したりするのが「仕事」で、そのために必要となるのが「エネルギー」です。

エネルギーの種類

電気もエネルギーのひとつで、「電気エネルギー」と呼ばれています。その他には、光エネルギー・熱エネルギー・音エネルギーなどの種類があります。

電気エネルギー

電灯を光らせたり、モーターを回したりする、電気がもつエネルギー。

熱エネルギー

火が熱かったり、2つのものをこすり合わせると熱くなったりする、ものを温めることができるエネルギー。

光エネルギー

明るさを感じさせたり、太陽の光が体を温めたり、太陽の光で植物が光合成したりするエネルギー。

音エネルギー

音は空気の振動(しんどう)が波となって伝わります。音で耳の鼓膜(こまく)をふるわせることができることからもわかるように、音もエネルギーです。

運動エネルギー

運動しているものが持つエネルギー。運動しているものは、ぶつかることで他のものを動かす力があります。

位置エネルギー

高い位置にあるものがたくわえているエネルギー。高いところにあるものは、下に落とすことで、下にあるものを動かす力があります。

エネルギーの特徴(とくちょう)

これらの「エネルギー」は、いろいろな姿に変えながら存在しています。
例えば、家の中のテレビは、コンセントから送られてきた電気エネルギーを、音や光、熱などのエネルギーに姿を変えています。電気エネルギーは、エネルギーの中でも特に姿を変えることが簡単なため、日々の生活や産業に欠かせないエネルギーです。

暮らしの中のエネルギー
暮らしの中のエネルギー

みなさんは日々の暮らしのなかで、エネルギーを使い続けています。熱や光、音、ものを動かす力などのエネルギーがなければ、現在の便利な生活を続けることはできません。
家の中では、どこでどのようなエネルギーが使われているでしょうか?

  • 家の中で使われるエネルギーのほとんどは、元々は電気エネルギーであることがわかります。

おくりんからのコメント

毎日、何気なく使っているものの中に、エネルギーを利用しているものはたくさんあります。
その中でも特に電気エネルギーは、私たちの生活と切りはなせない、身近で大切なものなんですね。